こんにちは、スタッフの本間です
新潟市内は、久しぶりに激しい雨になりました
雑草が勢いを増してきます、対策はお早めに
さて新築時の外構・エクステリア工事をさせていただくとき
駐車場の土間コンクリートは付き物ですが
土間コンクリートの傾斜がどの程度なのか?気にされるお客様も多いです。
ゆるい傾斜の方が、タイヤ交換のジャッキアップで不安がなくていいですものね
しかし、条件によっては駐車場をゆるくできないケースがあります。
いろいろ原因はありますが、今回は浄化槽のことに絞ってお話させていただきます。
下水道が通っていない地域では、浄化槽を敷地内に設置しますが
建築の都合上、駐車場になる予定の場所に設置される場合があります。
外構・エクステリア業者からすると、本音はありがたくないですが(爆)
でも、それ自体は仕方がないことなので良いのですが(^^)
浄化槽にはマンホール蓋があり、点検のため見えていないといけません
(当たり前のことですみません)
設置位置が土間コンクリート下になる場合、土間コンクリートとマンホール
蓋の天端高さを一致させる必要があります。
蓋が飛び出していたら駐車場になりませんので(^_^;)
マンホール蓋には、高さ調整ができるカラーがついていて浄化槽の業者さんが
調整してくれますが、これには限界があります
下の画像を見てください。
(画像は鳴門市HPから引用させていただきました)
浄化槽の断面図ですが、浄化された汚水が安全な水として放流される仕組みになっています。
ということは、放流口の高さ(浄化槽の高さ)は排水先の高さによって決まります。
おのずと、土間コンクリートの高さ(低さ)も限界があります
分かり難いので、実際の現場写真を使います。
グレーのマンホール蓋カラーを土間コンクリートの傾斜(ピンクの水糸)にあわせてカットします。
写真で伝わると良いのですが、これ以上は土間コンクリートを下げられません(・へ・)
長々と書きましたが、言いたいことはひとつだけです。
浄化槽を設置するお宅の場合、予め設置位置について考えておく必要があります。
参考になれば良いのですが...。
外構・エクステリアは敷地条件と建物本体によって制約を受ける現地生産品です。
あれっとなることは普通にありますが、事前に考えておくことで防げるエラーもあります
月並みですが、外構・エクステリアは早い段階に外構・エクステリア専門店にご相談ください。
専門業者ならではのアドバイスや提案があるはずです